約束ラバーズ


一歩一歩重い足を進めるごとに

亜希との思い出が頭に浮かんだ。







玄関に見慣れた顔が見える。



渉だ。

『ジローちゃん!おは…』

言いかけたところで、渉が突然目を丸くした。

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