一ヶ月と30個の後悔
第一章


目が覚めた。



ここは何処だ?





僕はまだ生きていた。



「しゅんぺー!早く起きんと遅刻するじゃろ!」



ママの声がする。ここは…家?


時計をみると7:30だ。




僕が見ていたのは夢なのか…?



とりあえずリビングに向かい、


「ママ、おはよー」



ママは驚いた顔をして


「お、おはよ…」


今日は雨でも降るのかしらなんてことをいいながら朝食の準備をしている。



「……へぇ。じゃあ傘持ってかないとな~」



朝食は目玉焼きとサラダ、パンとヨーグルト。ありきたりな、朝食。ありきたりな、家庭。



でも、どこか、現実味がない。何故だろう。




ふと、自分の手をみる。頬をつねる。痛い。



…………ん?手!?







僕はどうやら人間になったらしい…



って、ええええええええええええ!!!!!!!!!






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