白雪姫(継母目線)


さんさんと照らす太陽が

どこまでも透明な青空が


私を嘲笑っているような気がした




どれくらい時間がたったのか…

木々の隙間から降りてくる光が

寂しげなオレンジ色をしてる


「……ああ、帰らなくては。」


ずいぶんと小さな声が聞こえた


そう。帰らなくては。

もうじき小人も帰ってくるだろう



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