ねぇ、どうして君は【Final】
「本当はあと一回デートあったのに、誰かさんがすっぽかしたんだもんねー?」
ちょっとからかって言ったつもりだったのに、マナ君はそれを聞いて顔を歪めてしまった。
「…ごめんな」
悲しそうな声に、しまったと思った。
「ご、ごめん…!そんなつもりじゃなかったの!」
私のバカ。
なんで昔の話持ち出しちゃったのよ。
どうしようとオロオロしてしまう私。
「クスッ」
「え…?」
そんな私に、マナ君の笑い声が聞こえてきた。