元姫 ~One only truth~



渚「……ここ、私の病「……出ろ。」


………うん。分かった。」





低い声で睨みながら言う真。





限界だった。




もう。




ガラ、ガラガラ




誰にも見つからないように屋上に移動した。





渚「……………っ、、、


何で、何でこんな事ばっかり…
幸せがくるって、、思ったのに…!!」



幸せに生きられるって、思った、のに……






きっともう、二度と話せることは無いんだろうな。





真が全部忘れたのなら。




総長が私を知らないのだから。


あの場所へも行けない。




どこにも、行けない………………


< 193 / 256 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop