元姫 ~One only truth~



真「屋上でいいだろ。」





フェンスにもたれかかり、ある部屋を眺める。



カーテンがないから見える、最近の渚達のサボリ場。




真「……ほんと、未練タラタラじゃねぇかよ、俺…」




どうすればいいのか、



なにを信じて、



なにを疑えばいいのか。







そっと肩に手をおかれる。




弘「真は、どう思いますか?」



真「………………なにがだ。」




弘「悩んでますよね?彼女のことで。
何を、信じればいいのか。」



図星をつかれ、ビクッとなるのを堪える。




弘「…………何を、信じればいいんでしょうね?僕も分からなくなってきましたよ。」




ソレは。今まで信じていたもの全てが、ウソということ。





だろ?







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