同居双子
菜乃花の恋愛
菜乃花&奏汰

「すき」
そう言った菜乃花は長く待ってたのかほっぺが赤かった

「はぃ?」
すき?幼馴染なのにか…

「うん!」
にこっと笑っていた



マジで意味わかんねー
え、でもあの菜乃花だぞ?

もしかしたらからかってたりして…


「お前さ、本気か?」
俺さっき振られたばっかなんですけど


「本気だよ。じゃないと言わない」
確かに本気そうだった

「……。」

「……。」

なんて言えばいいかわかんねー



「奏汰ー?菜乃花ちゃん来てるならあが
ってもらいなさい」
かーさんがリビングから声をかけてきた




「菜乃花。とりあえずあがれば?」

「おじゃましまーす」


ーーーガチャ

「うわぁ〜!そーたの部屋久しぶり」


子供かよ。
変わってねーな


「そーたがうちのこと好きじゃないの
知ってる。


けどうちは好きだから。

伝えたかったんだ」


菜乃花って俺のこと好きだったの今日
てか、今知った…



「幼馴染なんだからさ、
そーゆー好きって違うだろ


恋愛の好きじゃないと思う」


幼馴染としての好きなんだろーし



「はぁ?なにそれ?」

やっべ、菜乃花を本気で怒らした!




「もういい。帰る」
菜乃花は立ちあがった


「え、ちょっと菜乃花?」
あいつなんで怒ってんだよ…

ーーガチャ
トントントン、ダンっ
(階段を降りた)

「なんなんだよー……」
幼馴染としての好きじゃねーのか?


だって菜乃花と俺とかないだろ


ちっちゃい頃

一緒にプール入ってその後
普通にお風呂入ってたし

キャンプとかで一緒に寝てたり…



いろいろあるんだけど

「すき」


「俺は鈴原さんが好きなんだけど…」





< 32 / 33 >

この作品をシェア

pagetop