あたしの恋愛事情


部活後、いつもなら愁と隆の3人で帰るんだけど、
今日はちなみちゃんが誘うってゆってたからなぁ〜!

隆と…二人かー。

昔だったらドキドキして、うまく喋れなかったかもしんない。

そういえば隆とあの彼女まだ続いてんのかな。
続いてたとしたらもう3年になるのか…


最近一緒にいるとこみないけど、
どうなんだろう。


「華蓮〜」

後ろから声が聞こえて、振り向くと、

そこには隆と…
あれ、愁?
愁??!

「帰ろうぜ」

いやいや帰ろうぜじゃないよ!

「あれっっ?愁、ちなみちゃんになんも言われなかった??」

「ん?あー一緒に帰ろって言われたけど、俺ちなみと方向ちげーんだもん」

「いやいや、そうだけど、
こっことわったの??」

「断ったけど、なに?」

真顔で答えるこいつはまったく乙女の気持ちがわかってない、

「おいー愁それはやべぇよ、」

隆もちなみちゃんの気持ちを知ってるから呆れた顔で愁をみてる。、

「なんでだよ?」

「あーあ。こいつにゆってもしゃーねーな、帰ろうぜ」

隆がゆっくり歩き出すからあたしもそれに続く

「だね。帰ろ帰ろ」

「んだよ!」

なーんも、わかってない愁もあたしと隆の後を追ってくる。



これがあたしたちの関係。
ずっとずっと幼馴染み。
< 12 / 49 >

この作品をシェア

pagetop