年下オトコと秘密の恋
病院を背にし歩いていく私。


一歩、また一歩、天国から少しずつ離れていく私。


そして、足を止めてゆっくり振り返り、ポツリ呟いた



「バイバイ…冷房」


視線を地面に落として、テンションがた落ちになっていた。


「あっ、そういや…治療費は?」



そうだ、私お金払ってないよ?



もう一度、私は病院に戻ろうと歩き出した時だった…
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