深紅の天使
「はぁぁぁ」


学校へ入ったのはいいが、

どこに理事長室があるのかわかんねぇ

もう30分はウロウロしてる


「無駄にでけぇんだよこの学校」


よりによって遅刻したせいで

廊下に出てる人などいない

「ちっ」




また歩き出して、

少しすると階段が見えた


「なんだこれ?」

「屋上?」


しゃあねぇ

もう面倒いし屋上で休むか


私は階段を上がっていき

ドアノブに手をかけたが

鍵がしまってた


「ちっ」

本当ついてねぇ


でも、また探すのはめんどくさぇ

しゃあねぇ

ぶち壊すしかねぇか


私はその場で軽くドアを蹴った


ガン

バキバキバキ

ダンッ


「あれ?ボロボロになっちゃた。」

「まぁ、いいや」


私はフェンスの近くに行って寝転んだ


するとすぐに眠気が襲ってきて

深い眠りに落ちた





そこに

人がいたとも知らずに
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