domino

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　翌日、僕はトランスライダーに立ち寄って午後から出勤した。何故か社内が騒がしかった。すると、吉原先輩が走ってきた。
　「大河内・・・課長。和田さんが行方不明らしいぞ。」
　慌てながらも気を遣いながらそう話してくれた。
　「そうなんですか。」
　先輩には悪いけれども、彼がいなくなろうが、どうなろうが、僕にとってはどうでもいい事でしかなかった。そう思っていたから僕の答えは素っ気なかった。
　「どうせ、昨日の事が気まずくなって会社に来ないだけでしょう。」