カレイドスコープ
意味不明なメール





あの日から3日ぐらいがたち、あの男子からはなにもないまま10月になった










しかしその日、事件は起きた











昼休み







いつものように興味のない話をベラベラと喋っている亜美を流しながら朝コンビニで買ったメロンパンをかじっていた







すると、ポケットのなかのスマホが鳴りだした








メールがきた








画面を見るとそこには










川島 響と表示された電話受け付け画面が











私はあわてて教室を出て








電話にでた













『おい、』






いきなり低い声が耳元で聞こえ身震いした






『聞いてる?』





「あ、はい」







『あのさ、来週から一週間だけ俺ん家で飯作ってくんない?』








え?






どゆこと?






『まぁ、詳しいことはメールで送るから考えといて』








ぷーぷー


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