愛しい君は戦場に舞う

外にでると魔物にあふれてた
喰われる人間
燃える人間
自分が死んでるとわからずにさまよう亡霊のような恐ろしいもの

そんな物がこの村を襲ってた

村中から悲鳴が聞こえてきてどうしてこうなったかなんてこのころの俺には到底理解できなかった

はぁはぁと全力で母さんは俺を抱えたまま走ってる。
苦しそうな顔をして

村は死んだのであろう光で包まれて消える
俺にはまだ人が死ぬところなんてみてない
むしろお母さんが見せようとしなかった

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