嗤わない月の下で
普通は気にはなっても行動しないのだが、今日に限ってはやる気があふれていた。

路地裏に寄る途中、アクセサリー店に寄る。

どれが良いだろう。

そう、なづみちゃんへのプレゼントだ。

私の行動のおかしさにも磨きが掛かっていた。

見ず知らずの少女にアクセサリーを買ってあげるなんて。
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