BABY❤LOBERS

イジメ・揺れる心

「奈留。。。」

怖い表情の伝

「何で言ってくれなかった?」

言う・・・って何を?

ああ、イジメの事か

確かに私は軽いイジメを前から受けていた

靴がかくされたり廊下でぶつかられたり・・・

でもそのたびに私は特に気にする事もなく、ムシし続けた

誰かに言ったところで何もしてくれないのは分かっていたから

「はぁ。。。いつかは終わると思ったんだけどなぁ~」

私は特に気にしてない事を伝に伝えたくて明るく言ってみた

「俺ってそんなに信用ない・・・?」

伝はすごく悲しそうな顔をした

「そんなんじゃないよ!私、ホントに気にしてないから誰にも言う必要ないと思っただけで!」

私は必死に否定するけど伝の表情は暗くなるばかり。。。

「俺、、、何もしてやれないかもしれないけど。。。奈留の事なら何でもしてやりたいし、守りたいんだ。それがどんなに小さなことでも、何でも言ってほしい。」

「うん。。。ありがとう。でも、この件だけはホントに気にしてないから!安心して!!」

伝があまりにも真剣に私を守りたいというものだから、またドキドキしてしまった

私の心はケイラと伝の間で揺れていた・・・・
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