イケメンすぎてドン引き!
☆
的の中心を狙って、矢を投げる。
ポウ! と気持ちの良い高音が鳴った。
「やったー、久々に500超えた~。あたしの勝ちー!」
「だーかーらー、何でお前は俺よりもできるんだよ!」
さっきのカレー店からダッシュで5分くらいの場所にアミューズメント施設がある。
そこで、先輩とダーツ対決中。
「くそ。意外と能力高いぞコイツ」
マイダーツを持っている先輩よりも、
ハウスダーツで投げているあたしの方が上手く、得点も高かった。
「次501やりましょーよ」
「お、いいよ。俺、カウントアップより自信あるし」
先輩はそう豪語したものの……。
「はーい、上がり~。ジュース、ゴチになりまぁす!」
「……ぐぅ」
僅差であたしの勝利になる。
先輩は自信があったらしく、歯を食いしばりながらあたしにジュースを差し出した。