ヤンキー彼氏と泣き虫彼女♪
俺は今…梓を待って、レジャーシートの上でキャップで顔を隠して寝ている…



「あの~1人ですか?」


はぁ?


キャップから目だけをのぞかして見てみた…


誰だよ…
ギャル二人が俺に話かけてきた…


逆ナンだよ…



「彼女いるし」


そう言ってまたキャップを被せた…



「いないじゃん~」


「いいじゃん~遊ぼう!!」



うっせーなー…
だんだんイライラしてきた…



「彼女いるから無理。どっか行け」



怒鳴ったらめんどくさい事になるから、冷静に言った…




「あたしMだから、Sの人好きだな~」


そう言って、俺の横にきやがった…



「どっか行けって言ってるんが聞こえねーのか!俺は彼女まってるからどっか行け」



「弘毅?」



梓…いいところに来た…


「おいで。」

手招きして梓を俺の足の間に置いて、後ろから抱きしめた…


「これが俺の彼女。分かったか?だったらどっか行け」



そう言ってギャル達はどっかへ行った。



「どうしたの?」


梓はクルっと後ろを向いて俺に聞く。






< 106 / 258 >

この作品をシェア

pagetop