ヤンキー彼氏と泣き虫彼女♪
「なんで驚かないのさ!!」

「ビックリせんかったから。つか、なんで俺って分かった?」

「ギャルちゃんの声が聞こえたし、弘毅とか呼んでたから?」

「ふ~ん」




ギャルどもか…




あっ…梓のでかい目と目が合った…




「昨日はありがとね」

「うす」



薄い返事を返した。
俺は、梓にちょっと意識してるのかも…


健二はニコニコ笑ってるし…


「ちょっとさぼろ♪」


授業の受けたくなくて、初授業は健二と過ごすことにした。
でも…健二から誘うとか…初?じゃね?




そして今、屋上にいる。




「何だよ?」


「ヒロさ、梓スキ?」

なんだよ…単刀直入だし…







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