ヤンキー彼氏と泣き虫彼女♪

弘毅SIDE

俺はCDを買うために、本屋とCD屋が一緒になっている所に来た。



ドン…



痛…


誰だよ…


「弘毅!」



俺は顔を上げるとそこには…



俺の彼女…


「おぉ~梓か…梓じゃなかったら、怒鳴ってたかもな。ははは」


「なんだそりゃ。ははは」



「大丈夫か?」


「うん」


そう言って笑った…



「ママ!」


いきなり梓が叫ぶから俺は驚いて後ろを向く。

なんか…若いけど…


梓を睨んでる…




「梓…あら彼氏さん?あんたまた彼氏作ったの?」


そう言って、ニヤッと笑う…

「またって…」


梓が寂しそうでな顔をしてたのは…この母さんせいなのかな…


一人で推測し始めた。



「どうせ彼氏作っても、最後は捨てられるだけなのよ?まぁいいわ。」


それだけ言って、ヒールをカタカタいわせてどこかに行った。



俺は…捨てる…その言葉を聞いて、椎の事を思い出した…


だから、もう梓は失いたくないって…そう思ったんだ…







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