ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。
そこには、眉間にシワを寄せた星ちゃんの顔があった。



「あれ?
星ちゃん……。
……って、なんで?」



夢からさめたみたいな気分で、すぐには状況がのみこめない。



どうしてここに星ちゃんがいるんだろう?



はて? と首を横にかしげる。



「『あれ?
星ちゃん……』
じゃねーだろ、花。
ずっと呼んでんのに。
ムシすんじゃねーよ」



星ちゃんは、露骨にイヤな顔をした。



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