ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。
ウチのクラスは、みんな、朝、学校に来るのが遅い。



それは、冷泉くんも同じ。



だからりおちゃんは、遠慮なくドカッと座り、ガールズトークの続きをはじめた。



「花ちゃん、イヤじゃないの?
あ~んなこと、言われたらさ?」



りおちゃんは、机に右ひじをついて、あたしの顔をチラッと見た。



「りおだったら、イヤだな~。
告白は断るクセに、おまえは俺のことを好きでいろ!的な態度」



「……え?
そんな態度……。
星ちゃんとってた?」



「………花ちゃん。
頭大丈夫っ!?」
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