ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。
特に、〝やきもち”のところとか。
でも、そんなの、焼くに決まってるじゃんか。
教室中、今日一日、その話題でもちきりだったんだから。
女子たちの悲鳴の中心にいる冷泉くんにどれほどムカついて、どれほど話しかけたかったか。
こんなの、確かめるまでもない。
あたし、冷泉くんのことが大好きだ。
だって……。
「いいよ。
花ちゃん。
今日は、俺を貸し切りにしてあげる」