「俺、好き通り越して愛してるかも。」







朝から、寝起きのあたしに

お父さんは意味不明なことを言う。



「…え?」



夢だと思いたくて、

目を擦ると。



「…初めまして」




そっぽを向いている、

長身で髪がさらさらのイケメンがいました―…。






「………夢、だよね?」






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