メビウス・レイン

真っ白なページを、私は無我夢中でめくった。

そうして、めくってもめくっても変わらず白いページを眺めているうち、いつの間にか意識が薄れていく。


意識を手放す瞬間、視界の端に、私を見つめて涙を流しながらも微笑む彼を見た気がした。

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