桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)
対立














桜の木も青く色づいてきた。


幹部室の出窓に座って、木を見上げる。





日に透けた明るい緑の葉が
凄く綺麗で全く飽きずに見惚れていた時











「涼。」


飛鳥がかしこまったような小さい声で、
静かに涼を呼んだ。


……きっと、私に聞こえないように。





幹部室の出窓は幹部室の角。
部屋の向こう側に飛鳥のパソコンがある。








振り向かずに、
でも少し集中する。


卓也と圭斗の騒ぐ声。

宏明は本を読んでた...けど
涼達の方に行ってるかも


色々なことを考える。



二人が騒いでいるのは
私へのカムフラージュ...?

そこまで考えて思考を停止させた。
< 188 / 315 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop