大阪セカンドシンデレラ



「智君、退院してたんや。」



「うん、3日前やけどね。」



「もしかして…。」



「何や?」



「私に会う為にここに…。」



「そやで。」



「雨降っていたのに?」



「雨が止んでから来たから平気。」



「どうして…。」



「どうしてって、美紀ちゃんは大切な友達やからな。一番に会いたいって思っ…。」



智君が私の腕をタップする。


嬉しくてまた思い切り抱き締めてしまった。



「だ、が、ら、ぐ、ぐるしいって。」



「あ、ゴメン。」


< 107 / 139 >

この作品をシェア

pagetop