優しい彼は残酷な人。




そんなことを言う朔に愛しさが溢れる。


それと同時に彼女でもない私に


そんなことを言う朔は、なんて


___残酷なのだろうと思った。




それから、車に乗った私達。


「...もう、帰るの?」


いつもより少し時間が早くて、私は朔に聞いた。


すると朔は、悪戯に笑ってからかうように言う。


「そんなに、まだ俺といたいの?」



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