初体験は君と♡
1番前の窓際に座らせられる。

横はなつきとよばれた女の子。

「よろしくお願いします。」

一応ぺこっとしたけど

「うん。」

で済まされてしまった。

……もう心おれそう。

そのあとの休み時間で男子が話しかけてくれた。

よかった仲良くできそう。

授業になるとまだ教科書がない俺は、見せてもらわないといけない。

隣はなつきさん、、

でもないと勉強できないしな。

よし、頼んでみよう!!

そう決めたとき、

「ねぇ、こっちきてよ」

へっ?急に話しかけられてとまどう。

「教科書!みせれないでしょ?
机ひっつけないとー、はやくー授業はじまるーーー」

あっはい、すいません。

「ありがとう、なつきさん。」

「別に。授業できないじゃん。あと、なつきでいいよ。」

「うん!よろしくなつき!俺もうみでいいよーっ」

なかよくなれるかなっ

「えっなんで名前で…。あ、私、なつきって名字だからね。なつき らん。」

名字だったのか。

なつきは、まぁどっちでもいいけど…ってぶつぶてゆってる。

「ごめんなさい…。」

なんだか謝ってしまった。

「なんでよー!別にいつものことだからね
まっ、なつきでいいよ。わたしも早瀬ってゆうわ」

頭の中のなつきは、夏木に変換しておこう。


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