夫婦の定義──君が僕のすべて──
泡盛のおかわりを飲んで、二人ともほろ酔いになり、お互いの肩にもたれるようにソファーに寄り添っていた。

「そろそろ寝る?」

ユウが尋ねると、レナはユウの手を握り、トロンとした目でユウを見る。

「一緒に寝たいの?」

レナがうなずくと、ユウはレナの頬にそっと口付けた。

「そんなかわいい顔されたら、オレ、我慢できなくなるよ。それでもいいの?」

レナが小さくうなずくと、ユウはレナの手を引いてベッドに向かう。

一緒にベッドに横になり、ユウはレナの髪を撫でた。

「無理しなくていいんだよ?」

“してないよ”

レナがユウの頬にそっと触れ、じっと見つめると、ユウはレナの唇に優しくキスをした。

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