雷獣

夏惟先輩に返事を返すと

タタタタタララララァ~♪お風呂が沸きました。

食べ終わった食器をシンクに運び水につける。
寝室から着替えを出してお風呂に入る。

----------------------

「ふぅー。」
お風呂から出るともうすぐ11時になろうとしていた。

久々に制服を着るなぁ
紺色のブレザーに薄いグレーが基準で淡い水色と濃い青でチェックが入ってるプリーツスカートが指定の制服。
後は希望者だけ購入の制服もあって私は楽しみたいから両方買ったけど
今日はこっち。

Yシャツやパーカーと中のインナーやリボン、ネクタイについては指定がないからみんな好きな恰好してる

私は白のワイシャツを着てニューグレー色のパーカーを着る
紺のハイソックスにピンクと紺のストライプのネクタイをする。

鏡の前でラベンダーベージュ色で鎖骨辺りまである髪をとかす。

「よし....。」

完成。
久々に制服を着た自分に違和感があるけど変なところはないはず....。

時間を確認して11時17分。
もう授業は始まってるから静かで絡まれることはないよね?

そう思い何も入ってないスクールカバンに財布と家の鍵だけいれてローファーを履いた。
家を出た瞬間冷たい風が吹く

「さっっっむ!!」
もう一度家に入りベージュのダッフルコートを着てグレーのマフラーを首に巻く。
意を決してドアを開ける。
鍵を閉めて寒さに耐えながら学校に向かった。
< 98 / 288 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop