君がいるだけで
ゆみちゃん、俺の言ったこと聞いてる!?


・・・・



もしかして、笑いすぎてて聞こえなかった?



・・・・



「はぁ〜!先輩ったら〜おかしいんだから〜!!!!!」


と、やっと落ち着いてきたゆみちゃんが涙を拭きながら
俺の方を見る


「もう先輩!そんな格好いい顔してそんなこと言わないで
くださいよ〜!」


な〜んて、言って・・・・また!笑い出した!



なんか、うまく誤魔化された感がちょっと悔しい


思わず、左手でゆみちゃんの頭を髪の毛がくしゃくしゃ
になるようにわざと乱暴に撫でた

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