君がいるだけで
「ううん、ごめん!そんなんじゃないよ!
私が勝手に思ってるだけ!

だって前、彼氏が大阪に転勤になって少しした時、ゆみちゃんすっごく
落ち込んでたじゃない!?総務に備品取りに来た時さ、私手を振ってた
のに、気が付かないで行っちゃったし!

あの時、私勝手に別れたんだ!って思ったの!

で、その後瞳先輩とかと走り始めたって楽しそうだったじゃない!?

で、ヒデ先輩とよくお昼行ったり、一緒に帰ってたからさ!
私が一人で言ってるだけだから、変な噂じゃないよ!

あ!でも前にロッカーでうちにヒデ先輩と同期の田中さんっている
じゃない!?田中さんが誰かと話ししてるの聞いちゃったんだけど
ヒデ先輩に告白したら・・・見事に振られたって!
俺には好きな人がいるからって、すごく大切な人だからって言われた
っていうのを聞いちゃってさ!そりゃゆみちゃんがいればね!って
思ったってわけ!

昨日だって結局来るって言ってて来ないしさ!そりゃ〜ね!
クリスマスイブだもんね!二人でいいとこ行ってたんでしょ〜!
」


・・・・と、私の困ってる様子を見て


「あ!これホントに私が勝手に思ってるだけだからね!
うちのみんなで噂してるとかじゃないよ!

うちの次長ってさ、いつもヘラヘラしてるんだけど、うちの
女性4人が人の噂するのに関してはすっごく厳しいの!
だからうちの総務のみんなの名誉にかけて誓う!ホントに
うちらは何にも話してない!そこだけは誤解しないで欲しい
んだ!だってうちらホントにその点はプロ意識持って
頑張ってるんだもん!これだけは信じて!


それにさ!うちらの年で遠距離って無理じゃない!?
これも私が勝手に思ってるんだけどさ!
私だったら無理だから!

近くにいられないなんて、無理無理無理!

それに近くにあんな格好いい人がいてくれたら・・・誰だって
好きになっちゃうでしょ!」
< 251 / 347 >

この作品をシェア

pagetop