君がいるだけで
どうしようか悩んでホームで待ってると

もう少しで電車が来るとアナウンスがあった


「じゃ!予定通り!あの中華屋でいいね!」

「はいっ!」

と、嬉しそうなゆみちゃんの満面の笑み


『う〜ん、たまらん!』






で、電車が来たものの・・・うちらと同じように待ってる人が
一杯で電車はアッという間にぎゅうぎゅう詰めになった

朝のいつもの満員電車なんて比じゃないぐらい・・・


「ちょっとこれはひどいね!」

「・・・・、うぅ。」


背の低いゆみちゃんがどんどん流されて行ってしまう感じ

いつもの満員電車をすでに越えてるのにまだどんどん人が
乗ってくる


「あ!ゆみちゃん!」

と思わず俺はゆみちゃんを抱きしめてしまう感じになった
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