隣の席の君
「こら~!!」
「うわっ…って愛梨ちゃんかよ
脅かすなよな」
明君が相当焦ってて
嵐君はそんな明君を見てフッと笑った
「サボり?」
「おう」
「天気いいもんね~」
2人の前に座った
あっチャイム
「おまえもサボり?」
川瀬の後はおまえなんだよね…
まぁいいや
「そうしよっかな」
こんなチャンスあんまりないし…
「蒼登さんに怒られるんじゃね?」
明君が苦笑いしてるけど
私はケラケラ笑って答えた
「蒼兄だってだぶんサボってるよ?」
「「だよな」」
明君と嵐君がはもって、明君が嬉しそうに笑ってる
「嵐が女と話するなんて珍しいよな」
「うっせ~」
「俺達の事気にせず話しかけてくるなんて
愛梨ちゃんぐらいだもんな」
明君が嬉しそうに笑った
「嵐君も明君も怖くないのにね
話もしないで避けるなんて勿体無いよ」
「わからない奴にわかって貰おうと思わねー」
嵐君…
「まぁ言いたい奴には言わせとけばいいよな」
明君が嵐君に同意してる
「愛梨ちゃんみたいにわかってくれる人が
ちゃんとわかってくれれば良いさ」
お互いが損してると思うんだけど
これも無理意地してどうにかなるもんじゃないよね…