僕の学校生活



「あ、わかった!」
黒崎君は僕を指差しました。
「敬語だ!敬語で話すからだ!」

「え、そこですか?」
「お前タメで話せよ!」
「僕、さっきも言いましたが
同級生と話すの慣れてないんですよ。
…それに…」

「それに?」

「……嫌われたく…ないんです。」

「は?…誰に?」

「2人に…。」

「…………。」

「………へ、変ですか?」

「ぶはっ!上目使いするとか
やっぱ女みてぇーー!」
黒崎君はそのあと、5分間は笑い続けました。

「黒崎君、ひどいです。
さっきの言葉、訂正してもいいですか?」
「や、ごめんて!まじすまん…ふっ」
「笑ってるじゃないですか!」

僕は本当にいい人達に巡り会えました。


< 25 / 29 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop