美味しいほっぺにくちづけて。
「今日しか年内は、お前に会えるときないかも知れない。」




「そう、なんですか・・・・」




起きて早々、ちょっぴり泣きそう。





「そんな顔すんなよ。」





「すいません。でも、やっぱり寂しいなぁって・・・・」




「俺も同じ気持ちだから、そんな顔すんな。」





空さんは私のベットに座ると、私を抱きしめた。





「遠くに行くワケじゃないんだから。」





「今日しかゆっくり出来ないんですよね?」





空さんは、暖かい。



そっと、触れるだけで、空さんが愛おしい。




「ごめんなさい、わがままな表情してますよね。」




「全然?」



空さんは、私の顔を見ると両手を添えてムギュとする。




「今日は、くっついていような。」



「はいっ!!」



空さんはそう言って私にキスする。

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