美味しいほっぺにくちづけて。
一週間前・・・・



「じゃあ、今日の夜七時に。」



銀河からの電話を切った俺は心の準備に忙しかった。


奴らと会う場所は駅前のとある居酒屋。


あいつらは、もう怒ってないのか?
俺をどんな顔や、気持ちをして迎える?



案外臆病だと知った俺は、緊張で柄にもなくハラハラしていた。
以外と俺は臆病なんだ。その反面、やっぱり嬉しい。


会いたいし、色々な話しもあるし、したい。


奴らは、どうしてるか気になるし。昴、銀河、嵐には会うのは五年ぶりで、奴らは、俺には無いものをたくさん持っている。



偶に羨ましいと思うし、俺とゆう人間が小さく見えたりする。


だけれど、彼らも人間で、失敗もするし、ドジもする。同じ人間だったのだ。


彼らからすれば、俺も羨ましいと思うところがきっとある。


どうして、人は人を羨ましいと思うんだろうと、その心が俺は嫌いになった。


奴らとケンカをしてしまったあの頃、俺は自分に自信が持てていなかった。


奴らを羨ましいとだんだんと思うようになってしまった。


俺には無いものを持っていて悔しいし、羨ましい。


なんて思う反面、奴らのことを知れば知るほど完璧でないことに気づく。


奴らも同じ人間じゃないか。



「羨ましい」と思わなくていい、彼らも俺も、同じ人間。


俺は俺で、彼らにはなれないし。彼らも俺とゆう存在にはなれやしない。


俺は、俺なんだから、それでいいじゃないかと、今になって思えて来た。


そう思うのも、人を「羨ましい」と嘆いている女の子に出会ってからだ。

俺と同じ悩みを持っている人間が、いたんだ。


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