一つだけ願いが叶うなら
俺は愛叶の両親に頭を下げた。


両『零央くん、愛叶をどうか幸せにしてあげてください。

今日は来てくれてありがとう。』


愛『お父さん、お母さん、お元気で。
さようなら。』


両『愛叶、幸せになってな。』


最後の言葉を言って俺たちは面会室を後にした。

笑顔で別れることができて、愛叶も嬉しそうだ。


愛『零央、ありがとう。

一緒に来てくれて。

また惚れ直しちゃったよ!』


そんなことを笑顔でいってくるから、俺としては我慢できないわけで…。
俺は愛叶を抱き締めた。


零『愛叶、好きだよ。

俺がお前を幸せにする。』


愛『私も好きだよ!

一緒に幸せになろうね!』


手を繋いで笑い合いながら家へと帰った。




これからもよろしくね(な)!
私(俺)の旦那(嫁)さん!
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