一つだけ願いが叶うなら
家に入ると父親もいた。


父『愛叶じゃないか。どうしたんだ?』


ニヤニヤしながら言われた。
気持ち悪い。


母『零央くんと喧嘩したらしいわよ。しばらく置いてほしいんですって。』


父『そうか。ちょうどいいな。』


母『そうね。』


父『愛叶、行くぞ。あそこに。』


父と母は嘲笑を浮かべ私を無理やり引っ張りあそこに投げ込んだ。


地下室の…部屋という名の牢屋に…。
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