過去恋に今の鼓動を重ねたら
顔色が悪い?

確かに何だか気分が悪いような…朱痢が心配そうな顔をしている。


「ちょっとお手洗い行ってくる」


気分が悪い原因は分からないけど、何だか落ち着かない気持ちを落ち着かせるためにトイレに入った。



ドンドンドン…


「紗菜さーん、大丈夫ですか?」


「え?あ、うん。大丈夫。今、出る…」


朱痢にドアを叩かれて、慌ててトイレの外に出た。


「全然戻らないから心配しましたよ。具合悪いなら早退しますか?」


「ううん、大丈夫。今、何時なの?」


朱痢に時間を聞いて、ビックリした。私は30分もトイレにこもっていたようだ。心配されても不思議はない。何をしないでただ頭を抱えていただなのに、30分も経っていた。

なんて時間の無駄を…課長に頭を下げてから、パソコンに向かった。とにかく仕事に集中だ。


そして、集中すること二時間。昼休みになった。
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