フェノメナ・コンバット
ようやく訪れた平和な食事を楽しんでいると、放送がなった。
『皆さん、おはようございます。昨夜はよく眠れましたか?』
機械的な女性の声。
『今日の訓練は9:00からです。皆さん第2グラウンドに遅れないよう集合してください。』
ここまではいつもの連絡だ。問題はその次である。俺は、耳をすました。他の連中も同じようで、食堂に緊張が走る。ハルタもようやく目が覚めたようで、隣から息を呑む音が聞こえる。
『――そして、今日の<特別準備室>行きの方を発表します。』
きた。今日は……誰だ。