元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
「馬鹿なことしてないで、さっさと海へいけ」


と言って皆川先輩を蹴っていた。


「もぅ~遥!一緒に海いこーぜ」


「俺暑いの嫌だからパス」


パラソルの中で1人サングラスをかけながら寝転んでいた。


「なんのために海来たんだよ!もういい!桃那ちゃん、奈々花ちゃんいこっ!」


「そうだね~こんな人放っておいて行こっか」


私は着ていたパーカーを脱いだ。


「おおおお~桃那ちゃんいい体してるね~♪」


皆川先輩は写真を撮るようなポーズをしながら私を見ていた。


「いやいや~そんなことないですよ~」
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