元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
「うん!遥のおかげだよ!」


今は遥がなんて言おうと全て肯定した。


嬉しくて嬉しくてずっと笑っていた。


「よく頑張ったな……………桃那」


そして電話は切られた。


「あれ、今…桃那って……」


私の聞き間違い?!


今、遥が初めて名前で呼んでくれた。


初めて名前を呼んでもらえて胸がドキッとした。


それと同時に私はずっとニヤニヤが止まらなかった。


何だか遥と距離が縮まった気がしたのだった。
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