狼×4+私=架空世界
「行ってこい。

ハヤテ、外にいるはずだから。」


「うん!!ありがとう!!」


何で唐突に伝えようと思ったかは分からない。

無理矢理つけるなら、勘がそうしたいと思ったから。

とにかく、走る。

訳も分からずに。

黄昏に照らされた道路を走り続ける。

走って。走って。走って。

突如、視界が張り裂ける。


白い閃光が私の目の前に放たれた。
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