ロボットのラブストーリー


アインは部屋から出て来ませんでした。


毎日呼びかけて3日後。


外からパパが呼びかけると、
アインは元気の無い声で言いました。
「私はロボットなのね?」



パパは言いました。
「でも、パパの子供だよ
アインはパパとママの子供なんだよ」



アインは泣きながら言いました。
「2階のバルコニーから
落ちて、擦り傷で済んだのは
ロボットだったからなのね………」




パパも泣いて言いました。
「…アイン、出てきておくれ」





「出れないわ。
皆は私を人間だと思っていたのよ…」

そう言ってまた話さなくなりました。







それから日が経って……


アインは止まってしまうのでした。




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