雪恋~幼なじみとのクリスマス~
「やっぱ、お前ってしつこいやつだよな。行けないって言ってんじゃん。女々しいぞ。」
拓海は高橋くんにそう言った。
拓海って、物をはっきり言うから尊敬する。
「分かったよ。」
高橋くんはそっぽ向いて行ってしまった。
「ありがとう。」
「別にいいけど。最初、嘘だと思った。冗談で俺と行くって言ったのかって。」
「ちっ、違うよ!本当は、拓海と行きたかったから。」
「え??」
あっ、やばい。
恥ずかしいこと言っちゃった。
「聞かなかったことにして!」
「はいはい。」
あっさり。
何も聞かないんだ。
私のことなんて、何も思ってないからなの?
「クリスマス、どこ行くか決めとけよ。」
「え?私が決めるの?」
拓海は高橋くんにそう言った。
拓海って、物をはっきり言うから尊敬する。
「分かったよ。」
高橋くんはそっぽ向いて行ってしまった。
「ありがとう。」
「別にいいけど。最初、嘘だと思った。冗談で俺と行くって言ったのかって。」
「ちっ、違うよ!本当は、拓海と行きたかったから。」
「え??」
あっ、やばい。
恥ずかしいこと言っちゃった。
「聞かなかったことにして!」
「はいはい。」
あっさり。
何も聞かないんだ。
私のことなんて、何も思ってないからなの?
「クリスマス、どこ行くか決めとけよ。」
「え?私が決めるの?」