視線の先にはいつも君



「俺を見ろって…」



それって、さ。



そういうこと…だよね?





「お前鈍いんだよ。中学ん頃からずっと好きだったんだって、穂花のこと」



そう困惑していると、拓人に確信を突かれた。





ち、中学の時から?





……っ!!



「ごめん…!私、拓人のこと、傷つけてた…」



今になって自分の無神経さに気がついた。





< 45 / 83 >

この作品をシェア

pagetop