桜龍の奴等

捕縛


「……ここは、何処だ⁇」

薄暗い、コンクリート造りの小部屋の中 爽は目を覚ました。

ジャラー
手足を動かすと、同時に何かが動いた。

その正体が手錠と足枷であることが分かり、爽は疑問を口にする。

「サツに捕まったのか⁇」

シャッターも壊されていたし、抗争があった……ってことで 重要参考人とか そういう感じのことで捕まったのか⁇

目を覚ましたばかりでまだあまり働かない頭をフル回転させて考える。
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