桜龍の奴等


次の朝、爽が学校へ行くと クラスに人だかりができていた。

その中心に居たのは、

「琴……⁇」

彩葉だった。

「琴、なんで そんな痣だらけになってんだ⁇」

近くに行って、爽が彩葉に尋ねる。

「水無月君には、関係ないよね⁇

……近寄って……こない…で……。」
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