Successful Failure -短編集-




その人を失ったからと言って、作中のように、「黒の世界」の心情になることはありませんでした。



現に彼女は、生きていて、大切にしてくれる人と幸せに毎日を過ごしてるわけですから。



彼女が幸せなら、私も幸せ。



そう思えるには、早過ぎるかもしれませんが、



現に私は、そう思っているわけです。



まったく、「愛しい」と書いて、「かなしい」と読ませた人は、天才だなとつくづく思うわけであります。






プロローグ「愛しい」 完




< 4 / 516 >

この作品をシェア

pagetop